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部品メーカーとの連携で成功を収める任天堂

シュンペーターの「経済発展の理論」が提示するように「新結合」によってイノベーションが誘引され、その新結合を遂行する強いリーダーシップにより「創造的破壊」という変革がもたらされる。このことは、以前「コンビニとガソリンスタンドの新結合」の紹介で述べた。今回は、任天堂の商品Wii(ウィー)の開発に際してこの理論が実践されていることを見る。

「任天堂は秋葉原でも買えるような汎用半導体などを組み合わせ、片手操作のリモコンが売り物のWii(ウィー)DSを開発した」(日経2007.8.25)「巨額資金を投じて高機能半導体を開発し、内製にこだわるソニー・コンピュータエンタテインメントとは対照的だ」(日経2007.8.8

任天堂は市場や消費者のニーズを満たすことを商品開発の最優先課題とし、汎用部品の組合せでそれを達成した。その結果、「Wiiの国内累計販売数は316万台、ソニーのプレイステーション3の106万台を大きく上回っている」(日経2007.8.8)

Wiiの新しい発想を部品メーカーの技術が支え、ゲーム機本体の販売増が部品各社の業績を後押しする好循環を生み出している」(日経2007.8.8Wiiの成功は部品メーカーにも好影響を与えている。そして、部品の増産によるコストダウンが進み、他の電子機器にも広く使われ始めている。

まさに、汎用部品の「新結合」により「変革」がもたらされている例である。

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