ベトナム・ハノイの散策(2):物価その他
ベトナムは全長1,650kmと南北に細長く伸びており、面積は日本より若干小さい。7-8割は山岳地帯で占められており、人口8,411万人の大半はハノイ、ホーチミン市、その他の都市部に住んでいる。
ハノイは川に囲まれたデルタ地帯にあり、ホーチミン市と比べて高層ビルも少ない。旧市街地は喧騒に満ちているが、ホーチミン廟やバーディン広場近辺では政府関係の建物や政府高官の住居が並び、緑豊で高級な雰囲気を漂わせている。
物価は驚くほど安い。スーパーで売られている地元ビール(350ml缶)は9,000ドン(約
54円)、レストランでは20,000ドン(約120円)。タクシーの基本料金は12,000ドン(約72円)、2kmほどの距離で40,000ドン(約240円)とバス並みの安さである。空港から市内のホテルまで1時間ほどかかるが、料金は250,000ドン(約1,500円)である。地元レストランでのベトナムの典型的な料理の牛肉麺は35,000ドン(約210円)、ベトナム・ブラック・コーヒーは25,000ドン(約150円)、シルク100%ネクタイ50,000ドン(約300円)、寺の拝観料1人5,000ドン(約30円)といった具合である。
それでもインフレで物価が高くなっており、3年前とくらべて倍に上昇しているようである。1,000ドンは約6円に相当し、1,000の単位が過去のインフレを物語っている。
ハノイの旧市街地の建物、店のたたずまい、雑踏は東京オリンピックが開催された1964年ころの日本の感じにどこか似ている。ハノイだけを見てベトナムを語るには無理があるが、将来の大きな発展が期待できる国である。
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