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桜の花と消費者行動

Cimg0008 千鳥が淵公園に行ってきた。桜の花が真っ盛りである。まさに絢爛豪華そのものである。花見見物に出かけてきた人は皆、心を解き放され、うきうきと華やいでいる。花見のはしごと称して、その足で墨田公園にも訪れた。ここも例にもれず桜が満開で、その下ではいくつものグループが宴を催していた。近くのコンビニでは、缶ビールや弁当が店頭に山ほど積まれ、つかの間の桜の特需景気を謳歌しているようである。例年の風物詩である。

話は変わるが、金融危機や経済危機による落ち込みは企業部門から家計部門にじわじわと広がっているようである。200810-12月期の国内総生産(GDP)の個人消費Cimg0007_2 は実質ベースで前期比0.4%減少した。雇用や所得環境の悪化によるものである。GDP6割近くを個人消費が占めており、経済に与える負の影響は大である。

政府の経済対策や景気刺激策が次々と発表されており、その効果に期待するところは大きい。その一方、花見で華やいだ消費者の情緒的行動が財布のひもを緩め、消費の増大につながることも確かである。桜の花が消費者行動にプラスの影響を与え、コンビニのビールや弁当を越えた、いわゆる買回り品にまで広がっていくことを期待したい。

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ベトナム・ハノイの散策(2):物価その他

Cimg0063 ベトナムは全長1,650kmと南北に細長く伸びており、面積は日本より若干小さい。7-8割は山岳地帯で占められており、人口8,411万人の大半はハノイ、ホーチミン市、その他の都市部に住んでいる。

ハノイは川に囲まれたデルタ地帯にあり、ホーチミン市と比べて高層ビルも少ない。旧市街地は喧騒に満ちているが、ホーチミン廟やバーディン広場近辺では政府関係の建物や政府高官の住居が並び、緑豊で高級な雰囲気を漂わせている。

物価は驚くほど安い。スーパーで売られている地元ビール(350ml)9,000ドン(Cimg0026_2 54)、レストランでは20,000ドン(120)。タクシーの基本料金は12,000ドン(72)2kmほどの距離で40,000ドン(240)とバス並みの安さである。空港から市内のホテルまで1時間ほどかかるが、料金は250,000ドン(1,500)である。地元レストランでのベトナムの典型的な料理の牛肉麺は35,000ドン(210)、ベトナム・ブラック・コーヒーは25,000ドン(150)、シルク100%ネクタイ50,000ドン(300)、寺の拝観料1人5,000ドン(30)といった具合である。

それでもインフレで物価が高くなっており、3年前とくらべて倍に上昇しているようである。1,000ドンは約6円に相当し、1,000の単位が過去のインフレを物語っている。

Cimg0032_2 ハノイの旧市街地の建物、店のたたずまい、雑踏は東京オリンピックが開催された1964年ころの日本の感じにどこか似ている。ハノイだけを見てベトナムを語るには無理があるが、将来の大きな発展が期待できる国である。

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ベトナム・ハノイの散策(1):バイクの洪水

Cimg0004 ある会議への出席でハノイを訪問した。そして、モーターバイクの洪水におどろかされた。その数は半端でない。台湾の台北でも住民の主な足はバイクであることをここでのブログでも述べたが、ハノイでは車の数に比較して圧倒的にバイクが多いのである。

空港からハノイへ向かうタクシーが街中に近づくにしたがい、バイクに前後左右取り囲まれながらの走行である。タクシーも負けずにけたたましくクラクションを鳴らしながら、バイクの間をぬっての走行である。少しでも接触すれば事故を起こすぎりぎりの状態であるが、不思議と街中での事故は多くないようである。スピードもそれ程でもなく、バイクと車がうまく共存しているかのようである。

Cimg0044 歩いて道路を横断する際も、スリリングで命がけである。信号のないところはもちろんであるが、信号のある交差点でも、右折や左折のバイク・車はとまってくれない。したがって、車やバイクの間を泳ぐように横断せざるをえない。決して立ち止まらず、ゆっくりと少しずつ渡るのがこつのようである。立ち止まらずにゆっくりと渡ることによって、車もバイクも、歩行者の動きを読みとることができるようである。

市街地などを歩くもの気を許せない。歩道は路上カフェやバイクの駐車で占拠されており、歩くスペースがない。どうしても車道を歩かざるを得ず、たえず脇を通るバイクに気を使う。

しかし不思議なもので、2-3日も滞在するとバイクの多さやクラクションの騒音、道路の横断にも慣れ、街への親しみもわいてきた。

Cimg0070 聞くところによると、ハノイの人口は300万人、南のホーチミン市は800万人、ホーチミン市の方がバイクの数も騒音も圧倒的に多いようである。公共の交通手段の充実がのぞまれ、日本のODAも期待されている。

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