桜の花と消費者行動
千鳥が淵公園に行ってきた。桜の花が真っ盛りである。まさに絢爛豪華そのものである。花見見物に出かけてきた人は皆、心を解き放され、うきうきと華やいでいる。花見のはしごと称して、その足で墨田公園にも訪れた。ここも例にもれず桜が満開で、その下ではいくつものグループが宴を催していた。近くのコンビニでは、缶ビールや弁当が店頭に山ほど積まれ、つかの間の桜の特需景気を謳歌しているようである。例年の風物詩である。
話は変わるが、金融危機や経済危機による落ち込みは企業部門から家計部門にじわじわと広がっているようである。2008年10-12月期の国内総生産(GDP)の個人消費
は実質ベースで前期比0.4%減少した。雇用や所得環境の悪化によるものである。GDPの6割近くを個人消費が占めており、経済に与える負の影響は大である。
政府の経済対策や景気刺激策が次々と発表されており、その効果に期待するところは大きい。その一方、花見で華やいだ消費者の情緒的行動が財布のひもを緩め、消費の増大につながることも確かである。桜の花が消費者行動にプラスの影響を与え、コンビニのビールや弁当を越えた、いわゆる買回り品にまで広がっていくことを期待したい。
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